韓国国鉄は2003年、新しいCIと共に車輛塗色の変更を発表。
長距離線列車ではこのDL7514号が新塗色第一号となりました。

回基駅付近を通過。初抵抗電車との並びは貴重な１シーン。

物珍しそうな乗客の視線も印象的ですね…

7514号は清涼里で機回し後、折り返し列車の先頭に立ち、そのまま東へ。６月登場時はピカピカの姿でしたが、旅客列車から重貨物までのハードな運用で汚れも付いてきています。
 

ディテールを少々

（左）　乗り場の案内板(６番ホーム、�G号車)も新しいデザインへ
（右）　キャブ側面の番号も新しい字体。改造に関わったRotemの製造名板も見えます。

KORAILの新しいロゴが前面に大きく出た、斬新な塗色は新時代を予感させます。

韓国国鉄では老朽化した7500号代初期車を順次リニューアル（再生工事）しています。最大の改造点は重連対応工事で、基本的には7500号後期型もしくは7400号に近い性能、使い勝手となっています。

右が再生前のタイプ、7543号。左が再生後のタイプ、7527号です。外観的には、重連対応でジャンパ線の数が増えたのと、汽笛の形状、機関車番号の字体、運転助手席前の扉の有無などの違いが有ります。

清涼里駅近くの陸橋からの風景。今は異彩を放つこの機関車も今後は当たり前の風景になってゆくことでしょう…

今回、写真を提供してくださったDL6214様には心から感謝申し上げます。Thank you very much!